チョウチョウウオの長期混泳飼育をめざして

2007年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年11月

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ホンソメワケベラ

DSC03367.jpg


チョウチョウウオを状態良く飼育するうえで欠かせない魚たちがいます。
ホンソメワケベラもその一つ。クリーナーとして有名な魚です。
でも、ただ入れればOK!というわけではありませんよ。
大事なことがあります。


できるだけ小さい個体を入手すること。
理由は2つあります。


水槽導入当初のホンソメ君は私たちが与える餌の味を覚えていないので、
自分の食欲を満たすために積極的にクリーニングをしようとします。

かゆいところを小さい個体につつかれるのは非常に気持ち良いらしく
チョウチョウウオのほうから近寄っていく光景も見ることができるくらいです。

しかし、彼らは鋭い歯(牙と言ってもよいかも)で他の魚についた寄生虫や
代謝により剥がれかけた体表面の劣化物などを削り取っています。

そのため、
大きい個体に頻繁につつかれると逆にチョウチョウウオ達にとって
ストレスになってしまうことが多いのです。

小さい個体が水槽内で大きくなるのは大丈夫です。
そのころにはいつも与える餌の味を覚えて、
他の魚のストレスになるほどのクリーニングはしなくなります。

じゃあ、入れてる意味がない?
いえいえクリーニングはしなくなっても、チョウチョウウオ達は
体表に何らかの異変が生じたとき
ホンソメ君のそばに頻繁に近寄るようになります。

つまり、チョウチョウウオ達の健康状態を見極める
ひとつのバロメーターとして大事な存在になるというわけです。

一生懸命に、クリーニングをお願いしているチョウチョがいたら
いつもより念入りに観察してみてください。

ひょっとすると病気の初期段階かもしれません。

そこで対処できるなら、
手遅れで☆になることも、ぐーんと減らすことができるはずです。

DSC03391.jpg


それから、この魚は生態系として非常に貴重な魚であることが
研究で明らかになっています。
特に、大きい個体はある程度のテリトリーを持ち、
そのテリトリー内にいる他の魚の依存度も大きいのだそうです。

できるだけ小さい個体にしたい、
もうひとつの理由はここにあります。

入手したら特に大切にして、長生きさせてあげてくださいね。

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| 欠かせない魚たち | 01:51 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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マルセラバタフライ



学名:Prognathodes marcellae
西アフリカ沿岸で寒流の影響をうける海域に生息しています。
個体数こそ少ないものの、プログナトデス属の中では分布域は広いようです。
金ラメの輝く体色がとっても魅力的。

DSC03437.jpg


慣れてくると何でも良く食べるし、同属のアヤよりも丈夫な気がします。
性格的にもマイペース。神経質なほうではないので、
混泳も難しくないと思います。
ただ、高水温はダメなので注意が必要です。

メインタンクにいる個体は06年8月に購入したもの。
好奇心旺盛で、何にでも興味を示します。
なんとも愛嬌のある、可愛いヤツです(笑)


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| メインタンクで混泳中の魚たち | 00:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メインタンクの濾過槽






メインタンクは2系統の濾過槽で維持しています。
写真は横置き上部濾過槽を上から見たところ。

内部は3槽に分けています。

1槽目(写真左上)は全面爆気槽。
この全面爆気槽を設けるだけの為に上部濾過の方式をとっています。

2槽目(写真右半分)は好気-嫌気槽。
下層の好気層で硝化反応させて
上層の嫌気層で窒素除去をしています。

3槽目(写真左下)は調整槽。
ここで再びエアーを巻き込ませて必要酸素を補充しています。
流量調整もここで行い、メインタンクに戻ります。






1槽目の全面爆気槽を横から見たところ。
ポンプアップした海水を叩きつけ(これが超重要♪)
1槽目の出口に設けた好気層で硝化反応させてます。

ここで硝化反応させなくてもいいのですが
亜硝酸性の窒素成分も除去できるメリットがあります。

20年以上海水魚飼育を続けていますが、
この濾過槽は、多くの魚を混泳させながらも
安定して硝酸塩(厳密には硝酸態窒素量)を低く押さえることを
目標にしてきました。

試行錯誤を重ねてはデータを取り、ようやくたどり着いただけに
とても愛着があります(濾過槽なのにね・・・)

けれども、この濾過槽はメインタンクに合わせて
特化してしまっているので、他の水槽には今のところ転用できません(泣)

今後は、システムの構成要素を標準化(数値化)して
みなさんに公開できるところまでもっていきたいです。。



| 飼育器具 | 18:04 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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タヒチチョウチョウウオ

DSC03387.jpg


学名:Chaetodon trichrous
中南部太平洋が分布域とされているようですが、
実際にはタヒチ周辺でしか見られないようです。

ミゾレチョウチョウウオの色違いにも思えますが、
解剖学的に相違点があり、別種の扱いとなっています。
(タヒチ周辺ではミゾレチョウが見られないので
亜種という考えも根強くあるようです)

DSC03342.jpg


雑食性でなんでも良く食べるし、たいへん丈夫です。
ただ、性格的には穏やかなほうではありません。
上品とはほど遠いです。

混泳順を間違えると
間違いなく水槽のボスと化してしまうと思います。

現在メインタンクには2匹います。
04年4月に純ペアで購入したもの。

たいへん仲良しだったのですが、昨年の冬ごろから
寄り添ってくる雌を、雄が追い払うようになりました。
別水槽に移してしまうと、完全に破局してしまうので
雄のほうを隔離ケースに入れて、冷却期間をおいてみたのですが
再び一緒にするとやっぱりうまくいきません。

彼女のほうは未練があるらしく、
何度追い払われても懸命にそばに付こうとしてきます。
追いかけ回すことはないので、そのまま様子見だったのですが、
そのうち彼氏が他の混泳メンバーに八つ当たりするようになってきたので、
やむなく再度、隔離している状態です。

今でも、彼女はしょっちゅう隔離ケースに近寄っているのですが
ちょっとストーカーっぽく見えなくもないです(笑)

んー、これからどうしてあげればよいのやら・・・




| メインタンクで混泳中の魚たち | 17:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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