チョウチョウウオの長期混泳飼育をめざして

2007年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年02月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

白点病を克服する5


DSC03499.jpg



チョウチョの持つ防衛システムで対応できる数まで
白点虫の絶対数を減らすことができれば、
白点病で☆になることはありません。

そのためのもっとも魚体に対するダメージの少ない方法が
「生体周期ごとに換水を行う」ことであり、
その換水方法については前回までにお話ししました。

この方法で大事なことは「換水間隔」ですが、
あるアイテムを使用すると白点虫の寄生が抑制され
「換水間隔」をのばすことが可能になります。

そのアイテムというのが、
抗菌剤である「グリーンFゴールド顆粒」です。

グリーンFゴールド顆粒(以下GFG)は
ニトロフラゾンとスルファメラジンナトリウムの合剤で
強い抗菌作用があるのですが、
白点虫(クリプトカリオン・イリタンス)に対する
直接的な効果はありません。

このため、海水水槽で使用するのは
もっぱら白点虫が体表から離脱した時にできるキズを治したり、
感染症に対する予防のため、と言われてきました。

しかし(これは初めて公表することなのですが)
いろいろと条件を設定し、何度も比較試験をしてわかってきたのは、
GFGの投薬によって
「白点虫がチョウチョの体表粘膜を突破しにくくなる」
ということなのです。

つまりそれは
「GFGを投薬することで白点虫が寄生しにくくなる」
ということでもあります。

もともとニトロフラゾンなどのフラン剤は
細菌の核酸や蛋白質の合成を阻害したり、
伝達系統の障害をおこさせる作用があります。

白点虫は細菌ではありませんが、
どうも体表粘膜を突破するために必要な何らかの物質合成を妨げているようです。

では、ずっとGFGを投薬すればよいのか
という考えも当然出てくると思いますが、チョウチョに限らず
生理周期(約28日)を越えるような長い期間抗菌状態にさらされていると
本来の免疫力は低下します。

そのため抗菌作用のあるGFGは必要時のみの使用にとどめ、
長期連用は控えたほうがよいと思います。

また、GFGは海水を着色しますが
光にあたるとニトロフラゾンそのものは分解して3~4日で効力を失います。
それでも海水は着色されたままなので
治癒が確認されたなら活性炭などで色素を吸着処理するのがセオリーです。

「生体周期ごとに換水を行うことを基本とし、換水間隔が離れるときにGFGの力を借りる」
これがチョウチョ達の防衛システムを最大限に生かし、
魚体に対するダメージの少なさを最優先にした場合の有効な手法です。


「何もしなくて白点病が自然治癒した」
という事例を聞いたことがあると思います。

これはそのタンクにおける白点虫の絶対数よりも、
チョウチョ達の防衛システムで対応できる数のほうが
まさっている状態であることを意味します。

防衛システムで対応できる数というのは、魚たちの体調にも左右されます。

白点病が発生すると、どうしても白点虫を退治することに気を取られがちですが
その時、タンクの状態がどうであるかを再確認し、
魚たちの調子に目を配ることができるかどうかが
白点病を克服するために大切なことです。

今後の更新では、そのあたりをお話することにしましょう。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ

スポンサーサイト

| 白点病 | 01:33 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

優良個体を手に入れるためには

「ショップで選ぶ時、どんな点を重要視しますか?」

という、お題を頂戴しましたので
今回はそれについて触れてみたいと思います。

チョウチョに限らず、よく言われているのは

・元気に泳いでいるか
・エラ蓋の動きが速くないか
・背中がやせていないか
・餌を食べているか
・傷が付いていないか
・エラ蓋や体をどこかにこすりつけていないか
・白点が付いていないか
・鱗が剥がれていたり、血がにじんでいないか
・・・etc

でも、一般的なことは飼育書やWeb上で多く解説されていますので
特にコメントしません(笑)

ここでは一歩踏み込んで、
「長期飼育が望める優良個体」を手に入れるために
私が重要視している点について述べることにします。

もちろん、絶対的なことではありませんし、
チョウチョ以外の魚では違ってくるかもしれませんが
参考になればと思います。。

ポイントは2点です。まず、泳ぎ方ですが
ちょっと泳いでは底を突っつき、またちょっと泳いでは底を突っつく
という動作を繰り返している個体は「優良個体」の可能性が高いです。
仮にその個体がまだ人工餌を食べていないとしても、
餌付いてくれる可能性が非常に高いです。

水槽内を勢いよく右に左に泳いでいる個体は、
一見元気で良さそうなのですが、神経質な個体であることが多いです。
とくにポリプ食性の強いチョウチョの場合、
結局餌付かなくて☆になってしまうのは、こういった個体が多いです。

では、水槽内を勢いよく上下に泳いでいる個体はどうでしょう。
これはOKです。ほんとに元気な個体です(笑)

あと、水槽の隅でじっとしている個体ですが、一時的な場合もあるので
必ずしも状態の悪い個体とは限りません。
しばらく観察してみるか、
他の水槽でも見廻ってからもう一度見るなりして
判断することが重要に思います。

私の場合
目をつけた個体は30分以上観察してから購入するか判断します。
泳ぎの善し悪しは、じっくり観察することで見えてくることが多いのです。

次に体型ですが、「固太り」している個体をねらいます。
当然ですが
背肉が落ちている個体は、何があってもやめた方が無難です。
泳ぎも良く元気であろうが、餌を良く食べていようが
まず長期飼育は望めません。

チョウチョは平べったいイメージがありますが、
正面から見て肉厚であることが重要です。


DSC03490.jpg




DSC03490.jpg



好き嫌いは別として柳原可奈子を彷彿させるような個体のほうが
「優良個体」の可能性が高いのです(・・・ちょっと違うか)

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ

| 未分類 | 03:04 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2008年

明けましておめでとうございます(・・・遅い?)

あまりメジャーな内容のブログではありませんが、
今年もよろしくお願いします。。


DSC03490.jpg



メインタンクの調子自体は特に変化ありません。
ただ、レッドシーバナーが若干暴君気味になってきています。
メンバー間のパワーバランスも微妙に悪くなってるような・・・

ということで、近々メンバーの入れ替えを実施しようと思っております。

レッドシーバナーのサブタンク行きは確定。
タヒチバタフライのペアも現状のままでは復縁が無理そうなので
この際メインタンクから出す予定です。


DSC03492.jpg



新メンバーとしてはサブタンクにいるチビチョウの中から
メインタンクの投入基準サイズに達したものを何匹かと
古株のオレンジフェイスペアを再投入しようと考えています。

オレンジフェイスのペアは以前メインタンクへ投入したときに
強くなりすぎて出した前歴があるのですが、
今回はその時とはメインタンクのメンバーが違うので
「ひょっとしたら大丈夫かも・・・」と期待しての再投入です。

上手くいくといいんだけどなぁ。。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ

| 未分類 | 13:44 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

2007年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年02月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。